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聞こえないことは、スポーツをする上でハンデなの?

耳が聞こえないことは、“目に見えない障害”といわれています。

聴覚障害があることで、バランス感覚の異常、得られる情報量の少なさなどから、練習や競技上で聞こえる人と比べて不利な面があることが研究で報告されています。例えば、団体スポーツではチームメイト同士の声がけ等で判断し、次への動きをとる場面が多いですが、それが聞こえないと難しく、常にチームメイトとのアイコンタクトが必要です。

さらに、個人スポーツでは、競技中の風の音や打球音、競技用具の音なども判断材料となることがありますが、それが聴覚障害者にとっては1つのハンデです。

このように、競技上における「目に見えないハンデ」に対する視覚的な情報保障や手話によるコミュニケーションが必要だからこそ、聞こえない選手同士で競技をすることに意義があるのです。

※このサイトは令和2年度スポーツ庁委託事業「障害者スポーツ推進プロジェクト(障害者スポーツ団体の連携及び体制整備への支援事業)」で作成しました。